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限定正社員とは朗報か?解雇が身近に!?限定正社員と契約社員の制度の違い。 [時事]

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限定正社員とは朗報か?解雇が身近に!?限定正社員と契約社員の制度の違い。

最近は「限定正社員」という言葉も知られつつあります。

しかし「限定正社員」って正規?非正規?契約社員との違いは?

って、わりと謎だらけ。

解雇されやすくなったのでは!?って話も。

今春に
安倍晋三首相の経済政策“アベノミクス”の成長戦略の一つとして提案された
「限定正社員」

位置的には、
非正規の派遣社員と、正規の正社員との間らしいですが、
まだちょっとグレーな雰囲気ありますね。

今後は、
この「限定正社員」の形態での雇用者が進んでくるでしょうね。


では結局、正社員とはどのように違うのでしょうか。

通常、正社員は会社と無期限で雇用契約を結んでますよね。

採用の際に、
こちらから何らかの条件を提示することってほぼ無いですね。
会社の条件はすべて飲むって、暗黙のルールですね。

ただメリットとして、
一度正社員になれば一方的に解雇されるってあまりないですね。
もちろんあるけど、
非正規雇用に比べれば極端に少ない。


一方で、
契約社員は期間限定の雇用契約を結んでいる社員。
正社員の給料の数分の一だし、ボーナスはない、
数か月おきの契約更新で安定性はない。
社会的保障ももちろん少ない。


ここの格差だけでもけっこう大きいですね。

今は団塊の世代の退職の時期だから、
この人たちの退職金や保障で会社はまた厳しくなる感じです。


この辺りの経済格差というか、
生活状況を是正するべく、

正社員と契約社員の中間に「限定正社員」なるものが
出来たみたいですね。。。



しかし、
この「限定正社員」

採用時に、
勤務地や、職種なんかの条件を企業に提示出来るので、
転勤や配転、残業などの縛りが無い。
契約期間が無期限という規定になってて、

なにやら正社員の様な響きがある。
欧米では「ジョブ型正社員」とも呼ばれる雇用形態。


でも実質は、
給与は正社員よりはずっと低く契約社員レベルで、、
社員という名をつけた契約社員に近いもので、
ハッキリ言って、

企業側にとっては、解雇しやすい形態となる。

基本的に、
採用時に企業側が定めた仕事が無くなったら
解雇してもイイってことになってる。

安定性の欠片もないような気がするが...


実質的な正社員という人が、
さらに減るのは間違いないですよね。


これはですよ、、、
4月に労働契約法が改正されましたよね。

いわゆる、
 「企業は同じ職場で5年を超えて働く契約社員やパートが希望すると、
無期雇用に切り替えなければならなくなった」

ってやつ。

あれで正社員が増えそうになったんで、
今度は企業側の擁護策として、
「限定正社員」
ってことじゃないのかなぁ。

結局、
5年以上働いても、
業務や職場、条件を変えたくないなら限定社員にするみたいな。。。


今は、企業が従業員を辞めさせることにリスクがあるから、
権利的に労働者が強くなってる。

少し企業側を擁護しないとマズイ的な感じなのかな。



「限定正社員」って肩書の方が増えてくるんでしょうか。

なんだか、
ブラック企業あたりに乱用されそうな気がするなぁ。。。










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