マン島TTレース 2013 死者 動画 [時事]
スポンサードリンク
2013マン島TTレースでの死者について
マン島TTレース2013にて死者が出ましたね。
日本人レーサーの松下ヨシナリさん(43)です。
27日のレース中の事故で死亡とのことです。
まだ予選のレース中でした。
松下さんは2009年からレースに参加されてた方で、
11年には電動バイク部門で5位入賞の実績もあったんですが...
まだまだこれからでしたね。とても惜しまれます。
実際には、このマン島TTレースは
もともと安全面からはかなり危険視されてたレースで、
レース自体すぐに無くなるんじゃないかとさえ言われてました。
マン島TTレース2012
コースはマン島という、
グレートブリテン島(イギリスですね)とアイルランドに
囲まれたアイリッシュ海の真ん中にある島です。
その島を、約2週間かけてグルグル回るわけですが、
その平均時速は200 km/h。
何が恐ろしいかって、このレース
一般公道を走るんです!!
そんなの一般車両は通行止めだからイイじゃないかって!?
イヤイヤイヤ、
一般道ってことは、もともとレース用じゃないんです。
レース用じゃないってことは
転んだり、コースアウトしてもライダーを助けてくれるものが無いってこと...
いわゆるエスケープゾーンとかですね。
通常のサーキットコースには必ずあるわけです。
砂が敷き詰められた広い退避エリアがあって、
壁もスポンジやタイヤバリアが設置してあるので、衝撃をある程度和らげてくれたりします。
公道でそれがないとなると、
普通のアスファルトなので滑りやすいわ、
コースアウトして民家の石壁なんかにぶつかるわ、
または崖から転落なんてこともあるわで
「こんな道でレースなど、正気の沙汰でない」
と言ってる人も多いわけです。
狭くグニャグニャした道を200キロぐらいでブッ飛ばしてますからねぇ
かなりブッ飛んだレースです。
調べてみたら、
現在までの死者の累計は
200人超です!!
しかも観客もかなり巻き添えを食ってしまい
犠牲になってます...
よくいままでこのレース自体が続きましたね~
しかしそれだけ危険と隣り合わせあのレースだからこそ
そういう高まりを求めるレーサー達に
強烈に支持されてきたことは間違いないですが。
さすがに観客に犠牲者がたびたび出るので、
開催中止の議論はかなり出てました。
それで2012年のレースでは、
コースの各所に安全面での配慮を行う努力をし
ライダー・観客共に死者が出ずに済んだので
2013年のレース開催となった訳ですが...
今回また犠牲者が出たことで、物議を醸しだしそうですね。
マン島TTレースの凄さが伝わってきます。
実は日本の4大バイクメーカーと関わりの深いレースであることが分かりますよ。
スポンサードリンク
2013-05-28 11:51
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0